​モガ・モジョ
​作詩/Yudai Kodama 作曲/Masanori Shida

肺にいっぱいに 君を吸い込んで

毛布 いっぱいに 顔をうずめて

恋がどうしたって? 愛がどうだって言う?

わかるはずはないの 耳を撫でる君の寝息

 

日々がどうしたって?過去がどうだって言う?

敵うはずはないの まぶた こする 君の右手

くすぐった 鼻と鼻 口元を添わせる

カーテンに伸びる 眩しい 眩しいで

もう… おはよう 

小さいパジャマ 踊らせて

忙しい朝を 跳ね回る

「あと五分だけ」わがままだって

跳ね除けて

「今日はちょっと濃いめ?」「そうね」

「ちょっと どいて わたしの番よ」

「ちょっと 待って 忘れ物」

一途の そのままで

一層 その呆れる朝に「愛してる」とか 添えてみたら

一途 また呆れる君に「愛してる」じゃ 足りない

肺にいっぱいに 余所(よそ)を吸い込んで

目にいっぱいに 他人(ひと)が回って行く

私がどうだったって 過去がどうだって言う

代わりは幾らでも お疲れ様 リタイア様 

恋がどうしたって? 愛はなんだって言う?

隙間なんてないの 胸元にチラつく意識

擦り切れる 朝と夜 やる気だけじゃ 勝てない

私一人 小さい 小さいな もう…

生まれは 真っさら ただただただ 

お腹いっぱい 目いっぱい

あるだけ 余らせ 汚れに 目を伏せ 

勝りなさい 位置について ドン ドン ドン…

あなたもほら 20の歳

私はまだ ハタチの年

小さい頭 かき回し

忙しい 日々を 跳ね回る

「あと五分だけ」わがまま なんて

蹴飛ばされ

「今日はちょっと おつかれ?」

「そうね。」

「元気出して!」いらないお世話

「すみませんが…」ってそれ何回目?

伸び切る 鼻の下

一層 その呆れる日々に

「愛してる」とか 添えてみても

一層 顔しかめる人に

「愛してる」は いらない

小さいパジャマ 踊らせて

忙しい日々を 跳ね回る

「あと五分だけ」わがまま ちゃんと

僕によこせ

 

「今日はちょっとおつかれ?」

「そっか」

「それじゃ先に、電気を消すよ」

「毛布をかけて、早くこっち」

添わせる枕元

一層 ただ深まる夜に「愛してるよ」って 添えてみるの

一層 ただ静まる夜は「愛してる」じゃ足りない

肺に いっぱいに 僕を吸い込んで

胸にいっぱいに 顔を埋めて

愛はここなんだって 恋はいつにだって

わかるはずはないの すでに立てる 君の寝息